学びのプロジェクト化
面白そうなプロジェクトがはじまりましたよ。
畑づくり!
元々は、発芽とその環境に関する問いを探究していた子たちが、それなら思い切って畑で育てようと思いつきました。
しかし、畑はありません…
無いなら作ればいいのさ!
畑の場所は管理職に相談して体育館の裏に決定!
道具も主事さんが最高のラインナップで貸してくれて土いじりスタート!
初日はこんな感じ。
まだ雑草や石ころがたくさん。
この後、数名は放課後も活動していました。
次の日も畑へゴー!
おー!なかなか良い感じ!
まずはプランターに種を植えて発芽を待つ作戦。
時間によっては日陰が多そうだ…
子どもにも聞いてみよう。
長年、使われていなかった場所ですからゴミも多く混じっていました。明日は、ゴミ袋をもってゴミを拾いまくるらしいです。
畑プロジェクト、乞うご期待!
今回考えたことが一つ。
「学びをプロジェクト化」について。
詳しくは苫野一徳先生の教育の力を参照のこと。
教育の力 (講談社現代新書) https://www.amazon.co.jp/dp/406288254X/ref=cm_sw_r_cp_api_i_4VZaBbYNE3YBD
個別化、協働化というのは僕なりに意識して実践してきたつもりけど、プロジェクト化というのは後一歩踏み出せなかったところ。
僕がもじもじ考えている間に、生徒が勝手に踏み出してくれたぜ。それもすごく軽やかに!
一歩間違えれば、やらされ感満載の面倒な課題になりかねないこととか(時間とエネルギーを使うわ割にね)、一律にプロジェクト化だー!とやると、一斉授業的なプロジェクトでみんな苦しい…みたいな空気もイメージしてしまうし。
こういう形で、自然発生的にプロジェクトが立ち上がっていくのは一つの理想なのかな。
全体としてももう少し大きな枠でプロジェクト化を手渡していけないかなーと考えています。
今回の畑プロジェクトに関しては、個別化、協働化からプロジェクトにずるずる〜と流れ込んだ形に見えています。
僕とは逆に、◯◯プロジェクトをやるぞー!と始めていく場合もあるんだろうな。
個人的な課題として、僕がまだプロジェクト化をどこにどう据えるかというのがはっきりしていないということ。今年度のテーマはここになりそうだ!
しばらくは、畑を眺め、土をいじりながら、これからの教育を考えていこうと思います。
今日も楽しみましょう!