日々の記録

遊ぶことと学ぶこと。学ぶことと成長すること。日々を幸せに生きること。ちょっとしたことを綴っていきます。

「塾の先生」

保護者の方が、ある塾の先生に相談をしたそうです。簡単に言うと、僕の授業は中学生には難しすぎるのではないか。
協同的に学ぶようだが、人間関係をうまく築いていけるか心配であるという趣旨でした。
 
そうしたら塾の先生が次のように言ってくれたそうです。
「 I 先生は実は市内で1番結果を出しておられる先生なんですよ。これは塾のデータで明らかになっています。協同的に学ぶ授業をされている先生は、市内で小中合わせて3人いたんですが、皆さん圧力に押しつぶされて断念したようです。生き残りは I 先生お一人です。 I 先生はめげずに続けて、このような結果を出しておられる。信じてついていくべきだと思いますよ。」と。
 
えぇぇーー!
塾の先生ーー!
 
お会いしたことは一度もないのに、データに基づいて保護者にアドバイスしてくださったー!(というかそのデータってなんのデータなんだろう。気になる。)
あとは市内の教員の状況や実践を把握してらっしゃるー!
 
正直、びっくりしました。
学校の塾批判、塾の学校批判も少なくないように思います。
でも、僕は絶対に塾批判はしないし、むしろ共に生徒を支える仲間になりたいと思っています。
塾の先生が授業を見に来ても全然嫌じゃないし、むしろ塾だって覗きにいきたいです。
だから、塾の先生の温かい気持ちも嬉しかったです。
 
そして、近いうちにその先生に絶対に会いにいこう!と思っていたのですが、なんと5月の授業参観においでいた抱けるようです。今から楽しみにしています。
 
しかし、『学び合い』のような学習に対して圧力がかかり断念せざるを得ない状況は非常に残念なことです。勤務地によっても状況は様々だと思いますが…。これだけアクティブラーニングと言われているのに?
 
緩やかに繋がろうと生徒達にアドバイスをするように、学校を開き、社会と同じ空気を吸わせることが組織を腐らせない秘訣ですよね。学校の鎖国文化をなんとかしたいです。
 
でも、なんだか前に進めそうな気がする。
これから、様々な動きがありそうな予感です。