日々の記録

遊ぶことと学ぶこと。学ぶことと成長すること。日々を幸せに生きること。ちょっとしたことを綴っていきます。

続けること。

生徒が一年生の頃に『学び合い』に出会い、今は三年生の冬を迎えています。

生徒たちを見ながら
もうすぐ卒業なんだなー
としみじみ思うわけですが

1つだけ自分を褒められるとしたら「諦めずに続けた」ことくらいだなぁと思います。良くても続ける、悪くても続ける。

最初の失敗は学び合うことを求めていたこと。これはありがちですよね。友達に相談すればOK、楽しそうならOK、教え合えばOK。
逆に、学び合わないと全然ダメだ!と否定したくなったりするんですよね。
この時期が意外と長かった気がします。

最初は錯覚するんですよね。
なんだこれは!すごい!って。
学び合う子供たちって素敵!みたいな感じで。

続けていくと、どんどん、1人で勉強する子が増えてくるんですよね。でもなんとな〜く繋がっているような感じになってくる。基本、勉強は1人でするものなんだなぁと実感。
いざという時に助け合えるかどうかが大きくて、それが昨日書いた安心感なんだと思います。

今は一人一人が本当に結果を求めていることが大きいと思います。
だから、学び合おう!ではなく結果的に学び合っている状態になっているんだと思います。

本当に分かりたいと思うと、こんな子とこんな子が繋がるんだなってことが起こるようになる。この時期に、そういう経験を積めることは大きいと思います。

もう1つ、受験生だから頑張るというのがあるんでしょうけど、これはどうしようもない。自分の為だと思って頑張るのはそれはそれで当然のこと。受験がなければまたそれは違うだろうなと思うけど、最近はそういうことをあんまり考えなくなりましたね。

もう、あるものはある!自分で変えられないことは変えられない!
その中で変えられることを探す!意外とあることにきづく!
『学び合い』だってその1つだと思います。

受験に関してはそれこそ中長期的な視点で見られるかなのかな。教員側がどこまで先を見ているかで違ってくるはずです。

2つ目の失敗は、背伸びをし過ぎたことです。凄い実践を見たり聞いたりすると自分もそうならないといけなくなって、明らかに言葉の一人歩きが起こります。自分が追いついていない時に、そこを求めると集団が壊れそうになります。良くしよう良くしようと思えば思うほど、そうなります。

だから最終的には自分にしかできない授業に落ち着くわけです。そうなると生徒も落ち着く。先生がリーダーじゃなくて、生徒の中からリーダーが生まれる。

それが大事なのだー!

以上です。