日々の記録

遊ぶことと学ぶこと。学ぶことと成長すること。日々を幸せに生きること。ちょっとしたことを綴っていきます。

世界を見た指導者が語ること①

生徒の引率で長野県野沢温泉村にきています。
そこで出会ったオーナーさんはクロスカントリーの指導でオリンピックを導いた方。
そんなオーナーさんと夜な夜なおしゃべり。ありがたいお話しでした。

〜教育について〜
クロスカントリーを指導していて思うけど
日本の子供は世界一だと思うよ。
だってジュニアで世界一。
ジュニアユースで世界一。になれるからね。
でも、大人になって選手になり、なぜ勝てないか。。
理由はなんだろうか。。?
それが知りたくて、俺スウェーデンに行っちゃったんだよ。世界一のスウェーデンの指導。すっげえ勉強になったよ。

クロスカントリーでいえばピークは26~27歳ね。スウェーデンの練習は全てそのピークから逆算した考え方なんだよ。26で花を咲かせたいから、20でこれ、17でこれ、14でこれ。それをスウェーデンの子達は分かってる。
でも、日本の子供たちをスウェーデンに連れて行くと、地元の子供達にも勝っちまうんだよな。それで、こんな弱い相手じゃつまらないなんて言うんだよ。でもその相手に、大人になった時に勝てないんだぜ。その違いを感じて欲しくて子供たちにスウェーデンの子供たちと一緒に練習をさせてたの。全てを見て欲しくてね。それは私生活から圧倒的に違う。
何が違うのか。それは子供達の習慣だって。子供達は未来を見据えてる。それに向かって、これが必要、これを頑張ろうって、自分で考える習慣があるって。それでちゃんと大人になったとき、成果をだすんだからすごい。でもそれは指導者が悪いよ。子供に自分の未来をイメージさせながら指導すべきだよね。

うーん!今の日本に足りないことが詰まっている気がします。


つづく☆