話を聞けないのは誰のせいなのか
教室の中で話を聞く
って本当に大事だと思うんだけどね
静かに!から始まって
いい加減にしなさい!とか
また◯◯君は!とか
ひどい場合には「先生は悲しい…」とか言ってたりするよね。
でも本当に悲しいのは
先生が話を聞いてもらえないことじゃなくて
ある状況を自分で判断できない仲間がいた時に
周りの子が「ちょっと!」とか「ねぇねぇ!」って言えない状況にクラスがなっていることだよな。
だって前にも後ろにも隣にも周りには仲間がいるんだからさ。それって悲しいよな。40人が同じ空間にいて、全く知らん顔するんだからさ。
担任が大きな影響を与える場合もあるけど、中学はたくさんの大人が代わる代わる関わるわけだから、もうちょっと違う文化が持ち込まれてもいいように思うのだけど。
喋り続ける子に対して
周りの子がイライラして
でも言えなくて我慢して
先生なんとかして下さい
という雰囲気を久しぶりに味わって、あぁこういう風に過ごしているクラスもあるのかーと自覚した。
そして担任の先生の苦労が身に染みる。
きっとクラスで起こるトラブルを全部解決しないといけないんだろうな。そんなスーパーマンみたいなことは無理だよ。
僕はその子たちとは週に1時間しか会えないけど、それでも関わることの意味を重く重く受け止めました。
自分の授業をこの子たちの中でどう位置付けていくか、はっきりした気がします。